Appleの神対応(Macbook Pro 13-inch,2017の修理)

Macbook Proの調子がよくない

愛用しているMacBook Pro(13-inch, 2017)の調子がよくありません。

・ファンが回る頻度が高くなった
・しばらく使っているとキーボードの内側から「パチン」というポップ音がする
・スリープから復帰しようとすると再起動がかかることがある

一番下の再起動はOSの問題っぽいですが、上の2つはバッテリーが関係してそうです。

バッテリーも膨張し始めているようで、机に置くと微妙にカタカタします。
普段はスタンドに置いて、Bluetoothキーボードで使っているので、気づきませんでした。

MacBook Pro 無償修理

またディスプレイのコーティング剥がれもちょっと気になるところ。

Appleの修理サービスプログラム(リコール)に該当する不具合がないか調べてみましたが、僕の個体では症状は該当なし。

該当したのはキーボード(第2世代のバタフライキーボード)の不具合だけでした。
MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム

またディスプレイのコーティング剥がれは『3年以内なら無償対応してくれる』という非公式の情報もありましたが、日本の公式サイトにはその記載がありません。

Appleサポートの修理プログラム

現状だと保証での修理はできそうにないので、Appleのサイトから修理プログラム(有償)を申し込みました。

概算の見積り費用は21,780円。
修理費用が見積りを超えると判断した場合には一報をくれるとのことでした。

修理プログラムは恐るべきスピードで、ヤマト運輸に引き取りに来てもらった3日後には手元に戻ってきました。

N-1日: サイトより申し込み
N日:  引き取り(ヤマト運輸)
N+1日:リペアセンターに到着
N+2日:修理が完了
    発送が完了
N+3日:自宅に到着

MacBook Pro 無償修理

Macbook Proが僕の手元を離れていた時間は40時間ほど。
このスピード感はさすがAppleという印象です。

また何らかのアクションごとにAppleからメールや通知が届くことにも安心感があります。

修理内容

申告症状

1) バッテリーが膨張して熱を持つ
2) クラムシェルモードにしているだけで本体裏側が熱くなり、ファンが高速回転する
3) スリープにしていると電源が落ちる
4) ディスプレイのコーティング剥がれ

検証結果及び作業内容

(1)の症状を確認しましたので、
「バッテリー交換サービス」としてトップケース(キーボード、バッテリー一体型)を交換いたしました。

(2)、(3)の症状につきましては、上記部品交換後、
本体の温度、ファンの回転に問題がないことを確認いたしました。

また、電源落ちの発生がなく、正常にスリープが動作することを確認いたしました。

(4)の症状を確認しましたので、
ディスプレイユニット(液晶パネル、ディスプレイハウジング)を交換いたしました。

総合診断テストを実施いたしました。

MacBook Pro 無償修理

時折鳴っていたポップ音も修理後は一度も発生していません。
熱を持ったバッテリーが他のパーツに何らかの影響を与えていたんだと推測されます。

修理費用

キーボードを含めたトップケース、ディスプレイとバッテリーが新品に交換になったので、Macbook Proを開いた内側が丸っと新品になったことになります。

今回の修理は無償対応とさせていただきます。

そしてなんと無償修理としてくれました。

Apple Careは期限切れでしたが、修理プログラムを上手く適用させてくれたんだと思います。

このような神対応をしてくれるとAppleを買ってよかったと思いますし、今後もApple製品を使い続けたいです。

間もなく発表される2020年モデルからMacのCPUがIntel製の「Intel Core」シリーズからAppleが独自に開発する「アップルシリコン」に変更になるといわれています。

そのモデルも気になっていましたが、今回の対応でCS(顧客満足度)が大いに向上したので、まだまだこのMacBook Pro(13-inch, 2017)をメイン機として使っていきます。