「釣れた」ではなく、狙い通りに「釣った」と言いたい。
自分を含めた釣りに再現性を求めるアングラーに向けた記事です。
琵琶湖の夜、流れ込みの前に立ったときに感じる「なんとなく釣れそうだ」というあの直感。
そこには、水のヨレ、ベイトの動き、そしてバスの待ち伏せポイントという明確な「理屈」があると思っています。
僕が過去に書いたロジックをAI(Gemini)にぶつけてみたところ、『流れ込み四象限理論』という論理的なフレームワークとして再定義してくれました。
この記事では、自己記録の63cmを仕留めた実体験をベースに、 AIとの対話で紐解いた「再現性のある攻略の型」を解説します。
この記事の内容
「勘」の正体: なぜ特定のエリアに魚が集中するのか、AIが言語化して論理的に分析
4つのエリア攻略: 狙うべき「一等地」と、バス以外の外道が多い「避けるべきエリア」の明確な境界線
再現性の証明: サムルアーズの「ただ巻き」が、なぜこの理論と相性抜群なのか
闇雲にキャストする時間を、獲物に出会うための「確信に満ちた時間」に変えてみませんか?
【理論解説】流れ込みを4つの「役割」で定義する
流れ込みを単なる「水の入り口」として見るのではなく、湖流との干渉によって生まれる4つの性質の異なるエリアとして分類します。

| エリア分類 | 特徴と役割 | ターゲットの期待値 |
| 第1象限:湖流が当たる面 | 流れ込みと湖流がぶつかり、反転流ができる。 | 水の動きは大きいが、流れ込みの恩恵を受けにくく、効率がよくない。 |
| 第2象限:流れの「ヨレ」 | 流れ込みが湖流に押され、反転流や淀みができる。 | 【本命①】 ベイトが溜まり、バスが最も楽に捕食できる一等地。 |
| 第3象限:沖の影響圏 | 流れによって弱ったベイトが運ばれていく、一段深いライン。 | 【本命②】 警戒心の強い大型個体が、時合いを待って回遊する。 |
| 第4象限:本流の芯・直下 | 水が最も動いている中心部。 | 外道多し。 ニゴイやナマズの活性がバスを上回ることが多い。 |
【AIの裏付け】なぜ「四象限」が効果的なメソッドなのか?
Geminiとの解析を通じて、この理論には2つの科学的な裏付けが見えてきました。
エネルギー効率の最大化(第2象限の正体)
魚は無駄な体力を使いません。
AIの解析によれば、第2象限の「反転流」は、バスにとって「最小の努力で最大の食事を得られる場所」です。
流れに逆らって泳ぐベイトに対し、バスは流れの裏側で待ち伏せる。
この「待ちの釣り」を成立させるのがコトカスのスローリトリーブなのです。
大型個体の「セーフティ・マージン」(第3象限の正体)
琵琶湖の50オーバー、60オーバーともなれば、警戒心は極限に達します。
岸から一段離れた「第3象限(沖の影響圏)」は、彼らにとっての安全圏でありながら、上流から流れてくる「タダ飯」を拾える絶好のポジション。
僕が釣った63cmは、まさにこの理論の第3象限で着水直後のバイトを得たものでした。
【実践】サムルアーズでどう通すか?
この理論を具現化するための武器が、サムルアーズのコトカスとサミングです。
第2象限(ヨレ)を攻める: コトカスミディアムやコトカスで表層をスローに引き、流れの境目で「見せて」喰わせるイメージ。
第3象限(沖)を攻める: サミング70Fや70SPで少しレンジを下げ、沖から差してくる大型個体の進路にルアーを置いておくイメージ。
結び:AIは「経験」を「武器」に変える
これまで「なんとなくこの辺かな」と投げていたキャストが、四象限を意識するだけで「意味のある一投」に変わります。
琵琶湖の広大なシャローにおいて、このフレームワークを持っていることは集中力を高めることにつながり、間違いなくアドバンテージになるはずです。





