愛車フォルクスワーゲン・ゴルフ トゥーランのタイヤを交換しました。
家族でのお出かけや長距離ドライブが多いので、安全性と快適性を考えての決断です。
今回はその体験をまとめてみました。
交換前に感じていた不安
僕のゴルフ トゥーランは中古車で購入してからは2年超ですが、初度登録からは7年になります。
現在のタイヤはピレリ チンチュラートP7。
純正採用されているシールインサイドタイヤです。
シールインサイドタイヤとは、タイヤの内側に貼られた粘着性のあるシーリング材(シーラント)で、釘などが刺さって穴が開いた際に自動的にその穴を塞ぎ、空気圧の維持を可能にする技術です。
パンクしても走行できるという点ではランフラットタイヤと同じですが、構造が全く異なります。
チンチュラートで走行性能の不安を覚えることはありませんでしたが、7年・6万キロ経過しているためサイドウォールのヒビが目立つようになりました。
選んだタイヤとその理由
僕のトゥーランはR-Lineのためタイヤサイズは225/45R15です。
選択肢に挙がったのは以下の3つ。
| タイヤ名 | 特徴 | 性能評価 | 向いているユーザー |
|---|---|---|---|
| コンチネンタル コンチスポーツコンタクト5 (Continental ContiSportContact™ 5) | 欧州車純正採用も多いスポーツタイヤ。ドライ・ウェット性能が高く、ハンドリング重視。 | グリップ力◎、ウェット性能◎、快適性△、耐摩耗性△ | 欧州車オーナー、スポーティな走りを楽しみたい人 |
| ミシュラン パイロットスポーツ5 (MICHELIN PILOT SPORT 5) | 最新のハイパフォーマンススポーツタイヤ。ドライ・ウェットともに高評価。燃費性能も改善。 | グリップ力◎、ドライ性能◎、ウェット性能◎、静粛性○、燃費性能○ | サーキット走行やスポーツカー、走りを重視する人 |
| ミシュラン プライマシー5 (MICHELIN Primacy 5) | プレミアムコンフォートタイヤ。静粛性・乗り心地・耐久性に優れる。摩耗時でも性能維持。 | ドライ性能◎、ウェット性能◎、乗り心地◎、グリップ力◯、静粛性◎、燃費性能◎ | ファミリーカー、長距離ドライブ、快適性重視の人 |
走り重視・欧州車志向 → コンチスポーツコンタクト
スポーツ走行・サーキットも視野 → ミシュラン パイロットスポーツ5
快適性・静粛性・長寿命重視 → ミシュラン プライマシー5
その中から「ミシュラン プライマシー5」を選びました。


「ミシュラン プライマシー5」の口コミ
コンフォートタイヤとして位置づけられ、スポーツ性能よりも静粛性・乗り心地・燃費を重視。
耐摩耗性:従来比で約30%向上。長寿命でコストパフォーマンスが高い。
ウェット性能:摩耗時でも制動力が落ちにくく、雨天時の安心感が持続。
口コミ評価:総合評価4.5〜4.8点。静粛性・乗り心地・燃費性能に満足する声が多い
また、前に乗っていたカングーでプライマシー4を履いていたのも後押しになりました。
その前のゴルフ GTIではコンチスポーツコンタクト3を履いていましたが、グリップ力がかなり強い印象があります。
GTIには合っているかもしれませんが、トゥーランにはここまではいらないかなという基準にもなりました。
実際の交換作業
交換は知人の経営するタイヤショップでお願いしました。
作業時間は約30分ほど。
シールインサイドタイヤのシーリング材を実際に触ってみたり、プライマシー5のバランス取りを間近に見せてもらえたのでいい経験になりました。


プライマシー5のバランスは非常に良くて、15g以内で収まりました。
費用は全て込みで14万円でした。
ちなみにコストコだと33,324円/本なので、4本で133,296円。
さらに8,400円の金券ももらえます。
雨の日の安心感が長く続く WET性能に効くトレッドパターンであるロングラスティング スカルプチャーを採用、新しい世代の合成ゴムであるファンクショナルエラストマー 3.0をトレッドコンパウンドに使用し、ウェットグリップと耐摩耗性を両立。そしてマックスタッチコンストラクションテクノロジーを採用し、偏摩耗を抑制。 その結果JATMAウェットラベリング最高グレード「a」を取得。かつ耐摩耗性能を約30%向上(1)させ、摩耗した状態でのウェットブレーキング性能を約2.4%向上(2) 快適な乗り心地 サイレントリブ ジェン-3と最適化されたバリアブルピッチを採用。PRIMACY 4+と同等の静粛性能をキープ。また18インチ以上のサイズには高級感のあるプレミアムタッチを採用 耐摩耗&低燃費性能向上でサステナブルへの貢献 内部構造の最適化により、トレッド面のより均一な接地圧分布を実現。これにより加速時、ブレーキング時、コーナリング時においても接地面が安定し偏摩耗を抑制。 新しい世代の合成ゴムであるファンクショナルエラストマー 3.0をトレッドコンパウンドに使用。転がり抵抗を約7%低減(3)し、JATMA転がり抵抗ラベリング「AA」取得サイズ数を増加。 注(1)【試験条件】〇タイヤサイズ 215/55R17 94V (Primacy 5), 215/55R17 94W (Primacy 4+) 〇試験空気圧 220kPa 〇試験荷重 1694 kg (車両) 〇試験リム幅 7.0J 〇試験車両名 トヨタカムリ 前輪駆動 〇 試験場 当社指定コース(一般路) 〇試験方法 試験車両2台による並走 〇走行距離 10,454km 〇詳細なテスト条件と結果はタイヤ公正取引協議会に届け出てあります。 テスト結果はあくまでテスト値であり、普遍的なものではありません。 注(2)【試験条件】〇タイヤサイズ 215/55R17 94V (Primacy 5), 215/55R17 94W (Primacy 4+) 〇試験空気圧 220kPa 〇試験荷重 1名+計測機器 〇試験リム幅 7.0J 〇試験車両名 トヨタカムリ 前輪駆動 〇 試験場 GKNドライブライン試験場 〇試験方法 80km/hから完全停止までの制動距離を測定 〇制動距離 MICHELIN PRIMACY 5 28.14 m , MICHELIN PRIMACY 4+28.83 m, 摩耗タイヤの準備方法 10,454km走行したタイヤのプロファイルをASTM F1046-01 Profile準拠通り32,000km相当までバフ掛けをした結果、残溝はPRIMACY 5平均 およそ3.5 mm、PRIMACY 4平均およそ2.8mm。〇詳細なテスト条件と結果はタイヤ公正取引協議会に届け出てあります。 テスト結果はあくまでテスト値であり、普遍的なものではありません。 注(3)【試験条件】〇タイヤサイズ 215/50R17 95W XL 〇試験空気圧 250kPa 〇試験荷重 552 kgf 〇試験リム幅 7.0J 〇 試験速度 80 km/h 〇試験方法 フォース式 〇試験場所 当社室内試験機(群馬県太田市)〇試験結果 PRIMACY 5 : 7.3N/kN, PRIMACY 4+ : 7.88 N/kN 〇詳細なテスト条件と結果はタイヤ公正取引協議会に届け出てあります。 テスト結果はあくまでテスト値であり、普遍的なものではありません。
交換後の走り心地
交換直後から違いを体感することができました。
まず感じたのが静粛性の高さ。
路面からの情報を減らすことなくロードノイズが明らかに減りました。
またハンドリングも路面に対する食いつきを感じながらもしなやかになりました。
パイロットスポーツなどのサーキット系タイヤほどの食いつきはありませんが、トゥーランにはこのくらいのグリップ性能が合っているように思います。
市街地走行よりも高速道路の方が違いを感じやすいです。
とにかく快適性が一段階以上向上しました。
トゥーランのタイヤ交換で迷われている人には「ミシュラン プライマシー5」をオススメしたいです。
このタイヤを履いて7年目の3回目の車検を受けてきます。





