憧れのハンターカブへ!40代・社会人のバイク免許取得
「40代になって新しいことに挑戦したい」
「憧れていたハンターカブに乗ってキャンプに行きたい」……。
そんな思いで教習所の門を叩きました。
しかし、待っていたのは想像を絶する「バイクブーム」による過酷な予約待ち。
さらに、Googleレビュー2点台、電話予約不可というハードな環境での教習がスタートしました。
今回は、入校から最初の難関「第1段階」をどう乗り越えたか、40代社会人ならではの視点でレポートします。
40代・普通車免許保持者のアドバンテージと「予約の壁」
40代でバイク免許に挑戦する場合、仕事と家庭のスケジュール調整が最大の壁です。
しかし、普通免許(四輪)をすでに持っていれば、学科教習がほぼ免除(適性検査のみ)になります。
この「実技にのみ集中できる」というアドバンテージは、時間のない社会人にとって大きな武器です。
【40代の教習所選びと予約のコツ】
僕が通ったのは電話予約不可の教習所。
平日の夜や週末しか時間が取れないため、「スケジュール優先プラン(課金)」を選択しました。
仕事も忙しい40代の教習は「予約を取るという事務作業」からすでに戦いが始まっています。
教習準備:40代初心者が揃えた「コスパ最強」装備
教習のために高価な装備を揃えるのは勇気がいります。
私が実際に使って「これで十分だった!」と感じた安くて機能的な装備を紹介します。
・ヘルメット:リード工業 ジェットヘルメット
教習中は教官の指示を聞き取ったり、周囲を確認したりする場面が多いため、視界が広く着脱しやすいジェット型が便利です。

私はハーフマットブラックを購入。
落ち着いた色味で、免許取得後の今でも愛用しています。
・グローブ:ワークマンの作業用・アウトドア用
高価なバイク専用品でなくても、指先が動かしやすく、グリップ力があるものなら十分対応可能です。
私は1,000円前後の安価なタイプを使用しましたが、操作感はバッチリでした。
最初の壁:200kgの車体と「引き起こし」
教習車は、多くの教習所で採用されている名車「ホンダ・CB400 SUPER FOUR」。
非常に乗りやすいバイクですが、約200kgの重さは40代の体にはズシリと来ます。
【引き起こしのコツ】
腕の力だけで持ち上げない: 胸をタンクに密着させるのがポイント。
「腰」で押し出す: 足を踏ん張り、斜め上へ押し出すイメージ。
取り回し: 自分の腰をシートに当てて支点にすると、驚くほど安定します。
第1段階:課題別攻略アドバイス
ウォーミングアップの後、いよいよ二輪専用コースで「課題」の連続走行が始まります。
基本的な流れは以下の通りです。
【課題走行の1セット】
発進 → (急制動) → 一本橋 → スラローム → S字 → クランク → 8の字 → 停止
実際に走ってみてわかった、各課題のポイントと私の得意・不得意をまとめました。
| 課題項目 | 攻略のポイント・注意点 |
|---|---|
| 一本橋 | 視線は手前ではなく出口の先を凝視。 リヤブレーキで姿勢と速度を微調整。8回中1回脱落しましたが、焦りは禁物。 |
| スラローム | パイロンの真ん中を通過。 スキーのターンの要領で。アクセルで車体を起こし、直後にリヤブレーキで速度を殺すリズムが重要。 |
| クランク・S字 | クランクは1速、S字は2速。 クランクの目線は常に出口を睨みつける。 S字は目線を2つ先のパイロンに置く。 フロントブレーキはバランスを崩すので封印。 |
| 急制動 | 素早く指定速度+2-3km/hまで加速し、アクセルを戻した状態でブレーキに全集中。 停止時にギアを落とさず、フロント7:リヤ3の配分。 |
| 8の字 | しっかり減速して進入。 入ったあとのウインカーの消し忘れに要注意。 |
社会人の味方!プロのイメトレ術
教習の予約が取れない空白期間は、YouTubeチャンネル「月の輪自動車教習所」の動画を繰り返し見ました。
頭の中でコースを走る「脳内教習」が、久々の実習で大きな助けになります。
「バタイダーZ」の動画による解説は、まさに神。
頭の中でコースを走る「脳内教習」を繰り返したおかげで、久しぶりの実技でもスムーズに体が動きました。
40代が直面した「技術の壁」とアドバイス
教習が進むにつれ、自分では気づかない「癖」を指摘されました。
これらは40代・社会人のライダー候補生にとって共通の課題かもしれません。
「腕に力が入っている」:
力むとセルフステアを邪魔してしまい、左右の曲がり方に差が出てしまいます。
特に苦手な右折時に、速度を落とそうとしてついフロントブレーキを使ってしまうのは危険な兆候。
リラックスが一番の薬です。
「リズムが追いつかない」:
スラロームでアクセルを開けた後のリヤブレーキが遅れると、速度が乗りすぎてリズムが崩れます。
「アクセルとリヤブレーキはセット」という意識が必要です。
第1段階の総仕上げ「みきわめ」を終えて
第1段階は全9時限。あっという間に「みきわめ」を迎えました。
ストレートでハンコをもらえましたが、この後、第2段階が始まるまでまた2〜3ヶ月空くという過酷なスケジュールが待っています。
「みきわめ」では「基本的には問題なさそうなので、2段階に向けて色々チャレンジしてみましょう」といううれしいメッセージをもらい、クランクを3速で走行してみました。
「転倒するかもしれない、というか多分転倒すると思う」
「ただ、倒す経験も重要だし、免許取ってからの転倒はマイナスが大きいから、教習所で一度倒れておいた方がいいと思います」と。
結果は見事に点灯したのですが、この時に自分の限界を少しだけ知ることができたのが、第2段階への大きな糧となりました。
次回: [第2段階編|一本橋の秘策と雨の卒業検定への挑戦(リンク予定)]



