今年初のバス釣り
2020年初のバス釣りは芦ノ湖。
当初は翌週に単独オカッパリ釣行の予定でした。
その予定をSNSにアップしたところ、とんとん拍子で話が進み、番長さんとの同船釣行になりました。
ボートをレンタルしたのは湖尻の「おおば」です。
ボートは13ftのサウザー395をレンタル。
同じボートを琵琶湖でも借りたことがありますが、走破性の高さとフラットデッキによる釣りのしやすさが記憶に新しいです。
料金は2人乗り・1日で15,000円。
この時期のレンタル時間は5-17時ですが、その前からボート屋さんは空いていて、時間前にボートに荷物を積んでおくことができます。
またエレキ一式やデッキなどの大型の備品はスタッフさんがボートまで運んでくれるサービスもあるようです。
朝焼けのこの景色だけで、芦ノ湖にきた甲斐があったと思わせてくれます。
午前の部 見えバスに翻弄される
久しぶりのバス釣りに興奮しながらも、準備を淡々と済ませて5時過ぎには湖上へ。
僕のタックルは4セット。
- Huerco XT510-4C + 17タトゥーラSV 103HS + フロロ3号
- パームス クワトロ QBGC-602 + 04ピクシー + ナイロン2号
- Huerco XT511-5S + 10セルテート2004CH + PE0.6号
- パームス クワトロ QBGS-661 + 10セルテート2506H + PE0.8号
ポイントはよくわからないので、まずは湖尻の桃源台の海賊船の桟橋に入りました。
桟橋の周りに40cm前後のバスがうろちょろしているのが見えます。
ルアーを投げてみるのですが、なかなかポジティブな反応はしてくれません。
ここでは番長さんがポッパーで40cmくらいの見えバスを食わせることに成功!
しかしフックアップせず…
トップはアワセが難しいですね。
早々にバスからの反応を得たことでイージーモード感が漂いましたが、そんな甘くはありませんでした。
9時になると海賊船が動き出すと聞いていたので、その前に桟橋周りを攻めることにします。
東岸にある小さな桟橋やホテルの桟橋も撃ちましたが、反応が得られないまま元箱根湾まで来てしまいました。
元箱根は足場が良く駐車場が隣接しているので、おかっぱりの釣り人が数多くいました。
彼らとバッティングしないように距離をとって、桟橋を釣り込みますが、反応は得られません。
シチュエーションの良かった東岸周りで、湖尻方面に戻ります。
山のホテル前のシャローではネストを意識し始めたプリスポーンのペアリングしたバスも散見されました。
バスがいた場所を覚えておいて、風が出るであろう午後にまた来ることにします。
しかし芦ノ湖のロケーションの良さは半端ないです。
岬を回るとさらに富士山まで見えますからね。
写真にも見えるオーバーハング周りのディープを控えたシャローを撃っていったのですが、途中ですれ違ったアングラーに話しかけました。
陽が高くなってもポッパーを投げて続けているところが、いかにもロコアングラーといった雰囲気です。
こちらが芦ノ湖初心者だとわかると色々な情報を教えてくれました。
今日はここまで4匹。
オーバーハングの奥まで入れなくてもトップには反応がある。
桟橋についている魚はジョイクロ等のビックベイトで反応がある(釣れないけど)
ローカルアングラーの情報はモチベーションに直結しますね。
番長さんに譲ってもらったバスパーと直前に買ったグリマー7のミドストを中心に丁寧にシャローを狙っていきますが、残念ながら反応を得られず。
桃源台やキャンプ場前の湖尻水門にも寄りましたが、結局1バイトも得られないまま11時前に桟橋に戻りお昼休憩を取ります。
ボート屋さんが経営する「網元おおば」は11時になってもオープンしていなかったので、近くのお蕎麦屋さん「みよし」へ。
下調べせずに入ったのですが、とても美味しいお蕎麦でした。
午後の部 放流バスをゲット
蕎麦を食べて桟橋に戻ると他のアングラーも桟橋に戻ってきていました。
休憩がてら桟橋から釣りをしているのですが、見ていると普通にバスを釣ってます。
しかも複数のアングラーがポンポンと。驚
ここでも他のアングラーに話しかけてみると、今釣れているのは放流バスで、これらのバスはポークを使うと結構簡単に釣れるとのこと。
ポークは一切持ってきていないことを伝えると、なんと1パック譲っていただけました。
しかしワームフックやシンカーも一切持ってきていないので、ボート屋で買おうとしたら取り扱いがないとのこと。
近くのボート屋でも売っていなくて、御殿場のイシグロまで行かないと買えないと思うとボート屋のスタッフさんに言われちゃいました。
たまたま持ってきていた管釣り用ルアーボックスに入っていたフェザージグにダウンショット用のポークをリグって中層を狙っていくと…サクッと釣れました。
午前中あれだけ苦戦していたのに、もらったポークを使ったらサクッと釣れてしまいました。
この個体は放流バスで、放流されたのは一週間前らしいのですが、放流直後かと思うくらいの反応の良さでした。
そして同じように桟橋と並行に中層を引いているとまたもやヒット!
2匹目となるとこんな写真を撮る余裕も生まれます。笑
サイズは先ほどよりもちょっと小ぶり。
ポークルアーをくれた人にお礼をいうとまた色々と情報をくれました。
・今年の放流バスは食いがいいがサイズが30cm台とイマイチ
・昨年は40cm台が中心だったので、放流バスでも楽しめた
・一昨年(2018年)は食いが渋くて、仕事をしないバスだった
先の人でも感じましたが、芦ノ湖のアングラーはいい人というか、釣り人としての質の高い人が多い印象を受けました。
放流バスとはいえ釣れる地合はあるようで釣れて楽になった身体で、また湖上に出ます。
他の桟橋で2匹目のドジョウ的な魚を狙うもそう上手くはいきません。
番長さんのトビキチには反応するんですけどね〜
また午後には富士山もチラッと顔を出してくれました。
そのあとは天気予報どおりに風が強くなり、湾内にいる時間が増えました。
他のボートを見ているとヒメマスだけでなくて、大きなサイズのレインボーを釣っている人もチラホラと。
今度来るときは日中はエサ釣りでニジマスを狙ってみるのも面白そうです。
風が弱まったタイミングでスポーニング絡みの山のホテル前に行ってみましたが、残念ながら反応なし。
結局1時間早上がりして、16時に終了。
今回釣れたのは放流バス2匹でしたが、このシチュエーションを満喫できるだけで相当満足できますし、入漁料(1,500円)と合わせて、1人9,000円で1日遊べるのはかなり魅力的です。
夜中なら自宅からも一時間ちょっとで行けますし。
琵琶湖が遠くなった分は芦ノ湖でリカバリしたいと思います。
素晴らしい写真と記事で家にいながらも釣り気分を楽しめました。ありがとうございます。こちらのブログでも釣り記事がアップされ始めたのでこれから楽しみが増えました。内容が濃いuedaさんのブログを見ると自分のブログがいつも恥ずかしくなりますが(恥ずかしげもなく)細々と更新していこうと思っていますw
いえいえいえいえ。
重い腰がなかなか上がらず恥ずかしい限りです。
芦ノ湖に完全に魅了されてしまったので、また早々に訪れたいと思ってます〜