二級小型船舶免許の更新をしてきました。
当初はヤマハ経由(海事代理士経由)で更新していましたが、ここ数回は自分で手続きをしています。
数千円浮かせることができる割に、手続きもそんなに面倒ではないのでそのやり方を記載します。
自分で更新することのメリット・デメリット
○ 安い
○ 免許が手元にない期間がない
× 運輸局に行く or 郵送する手間がかかる
更新講習受講料 | 身体検査料 | 申請収入印紙代 | 海事代理士手数料 | 事務代行手数料・送料 | 合計金額 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ヤマハ | 4,000円 | 1,000円 | 1,350円 | 1,870円 | 5,030円 | 13,250円 |
自分で更新 | 4,000円 | 1,000円 | 1,350円 | 0円 | *1,060円 | 7,410円 |
*自分で更新する場合の手数料・送料の内訳(1,060円)
┗ 170円 更新講習受講時の事務手数料
┗ 370円 運輸局への送料(行き・レターパックライト)
┗ 520円 運輸局からの送料(帰り・レターパックプラス)
運輸局には行かずに往復ともにレターパックを使った場合で、約6,000円の差があります。
また、海事代理士経由で申し込む場合は1-2週間程度の手元に免許証がない期間が発生してしまいます。
しかし、自分でやる場合は運輸局に行けば即日発行。
郵送で対応する場合でも自分でそのタイミングを選択することが可能です。
JMRA(小型船舶免許試験機関)のHPから更新の講習を申し込む
JMRAのHPにあるインターネット受講申し込みのページから、近くの地域の受講を申し込みます。
ボート免許、水上オートバイ(水上バイク)免許の取得方法や免許証の更新方法についてご案内いたします。
申し込みが終わったら受講料を支払います。
コンビニ決済や銀行振り込みがありますが、僕はコンビニ決済を選びました。
このときに払う金額は5,170円です。
(10年前に比べて800円値上がりしていました)
身体検査料 :1,000円
講習受講料 :4,000円
事務手数料 :170円
これで予約は終わりです。
あとはパスポートサイズの写真(4.5×3.5cm)を2枚用意して当日を待ちます。
更新の講習を受講する
当日の持ち物は下記の3点です。
1)船舶免許証
2)パスポートサイズの写真を1枚(後日運輸局に提出する資料にもう1枚必要です)
3)メガネ(必要な人だけ)
会場の受付で、名前を言うと免許証と写真と引き換えに身体検査の証明書が渡されます。
(写真はその身体検査の証明書に貼って割り印を押されます)
その資料を持って視力検査を実施します。
それが終わったら開始まで時間を潰して、20分程度のビデオと45分くらいの講習を受けます。
講習はこの5年間での法改定を中心に説明がありました。
講習が終わると海事代理士経由で申し込んだ人は解散ですが、自分で手続きする人は資料をもらうために残ります。
僕は受講したときは22人中僕を含めた3名がそうでした。
もらう書類
もらった資料は下記の4点で、免許証も一緒に返却されます。
運輸局に郵送して申請する
更新の講習を受講したら“3ヶ月以内に”4つの書類と免許証を運輸局に郵送し、更新の手続きをします。
書類によって鉛筆とボールペンと記入する筆記具が異なるので注意が必要です。
「操縦免許証更新申請書」は鉛筆で記入(OCRで読み込むため)、
「納付書」はボールペンで記入です。
郵送で申請と受け取りをする場合は追跡が可能な簡易書留が基本となります。
電話で確認したところレターパックでも対応可能で、
往路(自宅→運輸局)はレターパックライトでもOKですが、
復路(運輸局→自宅)はレターパックプラスが必須となります。
宛先は以下のように教えてもらいました。
231-8433
横浜市中区北仲通5-57 横浜第2合同庁舎
関東運輸局 本局
海上安全環境部 船員労働環境・海技資格課
*封筒の表面に「小型船舶免許更新」と記載
手続きは以上です。
手間は少々掛かりますが、これで7,000円を浮かせることができるなら僕は全く苦になりません。
また、会議代理士経由の場合は新しい免許証が手元に届くまで免許証がないので操船することができませんが、自分でやる場合は講習受講後に免許証が返ってくるので、その間も操船することができます。
ハイシーズンに更新する場合はそれも大きなメリットになるように思います。
皆さんの更新手続きの一助になったら幸いです。