今年の初釣りにフィッシュオン王禅寺に行きました。
季節外れの暖かさもあって、ナイターでも好調でした。
ナイターのメリット
僕はフィッシュオン王禅寺(FO王禅寺)のナイターが好きで、1人で行くのはナイター(20:00−21:30)ばかりです。
そもそも僕自身が時間を作りやすいというのがナイターの最大のメリットですが、FO王禅寺のメリットという点は以下の通りです。
安い
休日のナイターは一般価格は1,700円。
タックルベリー会員だと1,400円で利用できます。
(JAF会員も同額で利用可能です)
これを時間単価にすると933円/h。
3時間券の半額以下なのもありがたいです。
1時間1,000円以下で楽しめるのはレジャーとして優秀だと僕は思います。
人が少ない
休日のFO王禅寺は日中は入る場所に困るくらいの混雑具合ですが、ナイターだと人は半分以下になります。
入る場所に困ることはまずありませんし、隣の人が気になることはほとんどありません。
ナイターでも時間券から継続している人もいますが、20時から混むことはないので、人に対するイライラはまずないです。
釣れる
日中だと30分以上1匹も釣れないこともままある僕の腕ですが、ナイターだと僕でもイージーに釣れます。
人が減って水中にあるルアーの数も減ることで、日中よりも釣りやすくなること。
夜になり人の気配が伝わりにくいのもあるのかもしれません。
管釣りには“釣りにくい状況でいかに釣るか”というテクニカルな面白さがあることは否定しませんが、僕は管釣りには癒しを求めているので、イージーに釣れた方がうれしいです。
飽きる前に終わる
そして最後に1時間半という設定。
僕にとっては腹八分目くらいで終わって、「また行きたい」と思わせてくれる絶妙な設定です。
管釣りでも友人と行けば飽きることはないのですが、一人の釣りだと3時間も持ちません。
中だるみする3時間の釣りを1回するよりは、集中できる1時間半の釣りを2回した方が満足度が高いです。
ただこれは家から近いという環境によるものも大きいです。
ナイターの時間だと15分もあれば釣り場に着けます。
ナイターのデメリット
メリットの方が多いのですが、もちろんデメリットもあります。
暗い
暗いのでラインでアタリを取るのが難しいですし、フラッシュを焚かないと写真も撮れません。
一番は自分の視力との戦いです。
これだけは対処のしようがないのがツラいところです…。
寒い
FO王禅寺に行くのは冬なので、基本的に寒さ対策は必須です。
しかし、対策をすることで寒さを緩和できますし、そもそも寒い日には行かないようにしています。
[実釣]21-02-20
この週末の関東は20℃超えと4月下旬並みの気温でした。
日中は風も強く、夜になっても3m/s程度の風が残る予報だったのですが、18時を過ぎると風が収まったので、急遽釣行しました。
タックルは2セット。
ベゼルグリップ仕様にしたカーボンソリッドのベレッツァ + 11バイオマスター(ナイロン 0.6号)
エキストラファストテーパーのPROXのパックロッド + 12アルテグラ(PE 0.4号)
これらは手持ちのリールでは新しい方なのですが、もう10年前の機種という…。
FO王禅寺には20時前に到着。
上で人が少ないのがナイターのメリットと書きましたが、この日のFO王禅寺はかなりの人手でした。
イチロー池は隣人に声を掛けないと気持ちよく釣りができないくらいの間隔で釣り人が並んでいました。
チケットを購入後、混雑するイチロー池を横目にジロー池に移動します。
お気に入りの場所が空いていたので、そこに陣取り2021年のファーストキャスト。
*余談ですが、先調子を英語にするとfast taperであって、first taperではありませんので、ご注意ください
数投目でミディアムクラピーに40cmくらいの良型がヒット。
幸先のよいスタートとなりました。
1匹目が釣れて気が楽になったので、大きめのXスティックのグローカラーにチェンジ。
個人的にはサイズアップに実績のあるルアーです。
ブラックライトで光らせて水面直下をスローに引きます。
1匹目を釣ってから10分後くらいに待望のヒット。
手前のブレイクで食ってきました。
ヒット直後からドラグを出しまくるいいサイズ。
ファイト中に水を押す「ゴボォッ」って音が先程の魚とは桁違いです。
ネットに入れるところでバレちゃいましたが、やりとりが楽しめて大満足です。
「今日はこのままジロー池でサイズ狙いで行こう」と思っていると、ここでトラブル発生。
隣に人が入ってきたのですが、ルアーチェンジが終わってもずーっとチェストライトを点灯させています。
しかもかなりの光量で、視界に入って眩しいというか鬱陶しいです。
「お前は街灯か」というくらいに水面に反射してます…
イラつきをツイートしたらちょっとスッキリしたので、イチロー池に移動します。
声をかけようかなとも思ったのですが、相手がどんな人かもわからないし、その結果としてさらにイライラするのもアレですし。
そもそもまともな人だったら周囲に配慮があるだろうし、どうせ二度と会うこともないでしょう。
イチロー池はさっきよりは人が減ったものの、まだかなりの人手でした。
山側の島の対岸に入れてもらって釣りを再開。
こちらの隣人は感じの良い人でした。
最初の15分くらいは全然釣れませんでしたが、スプーンを0.8gの軽いものに変えて水面直下をゆっくりと引いたら連発するようになりました。
1時間弱で10匹以上釣れたので、僕にしては上出来です。
チェストライトマンにイライラしての移動でしたが、結果的には正解でした。
ただ横の釣り人は僕の倍以上のペースで釣っていたので、まだまだ改善の余地がありそうです。
気持ちよく釣りを終え、ゲストハウスで釣り券を返却。
デポジットの100円を受け取り、缶コーヒーを買おうかなと思ったのですが、ほとんどが110-120円だったので買えずじまい。
(財布はクルマの中だったので)
デポジットのお金目当てで、100円の自販機置いたら売り上げ上がると思うんですけどね。
コイン返却式のコインロッカーを採用するスーパー銭湯なんかは、それで売り上げを伸ばしているとよく耳にするので。