カングーを路肩のポールに巻き込む事故をしてしまいました。
思っていた以上に修理代金が嵩んでしまったので、保険を使って修理をしました。
また修理の仕上がりの際に一部の電子機器が使えなくなっていて、ディーラーとちょっとモメました。
被害状況
ぶつけてしまったのは助手席側です。
信号のない十字路で左折(僕)と右折のすれ違いによるお見合い状態になり、僕が左側に小回りしたところ「ゴンッ」とした衝撃と衝撃音が発生。
死角となった場所にポールがあり、それに気づかずに巻き込んでしました。
安全な場所に移動してクルマの状態を確認すると、ドア、リヤフェンダーとロアモールに傷と凹みが発生していました。
パッと見で修理費が安価に収まることはないだろうなとわかったので、警察だけでなく保険会社にも連絡を入れます。
僕は任意保険は東京海上日動で加入しているのですが、事故連絡などはアプリでスムーズに済ませることができました。
現在位置はアプリのGPS情報で登録できますし、被害状況や事故の場所は画像をアップロードすることができます。
保険会社とのやり取りもチャットでできて本当に便利なのですが、即レスをもらえるわけではないため、急ぎの対応をして欲しい場合は電話した方がいいと思います。
代車は日産デイズ
任意保険はレンタカー特約に加入しています。
5,000円/日で30日までという条件はありますが、追加費用無しで代車を借りることができます。
「子どもが小さいので、スライドドアがありがたい」という希望を組んでくれて、代車は日産のデイズでした。
スライドドアは電動ですし、サイドステップがフラットのため乗り降りはしやすく家族には好評でした。
また軽自動車とはいえターボエンジンのためNAのリッカーターよりは走りやすかったですし、プロパイロットが装備されているので高速道路は快適に走行することができました。
ただ高速域はどうしてもエンジンが高回転になるため車内はうるさくなります。
カングーと同じ声量だと前後での会話は難しい感じでした。
あとはどうしてもシートが小さくなるので、ロングドライブの疲労感が早く出やすいように感じました。
アイドリングストップの効果
僕はアイドリングストップについては否定的な立場です。
カングーにもアイドリングストップのキャンセラーを取り付けています。
デイズにはアイドリングストップの経過時間と節約した燃料の量が計測されるため、アイドリングストップをオンにして使用していました。
約1ヶ月の利用でアイドリングストップの時間は2時間半、それで節約できた燃料は0.5Lです。
年間計算で6Lのガソリンの節約で、費用換算で約1,000円。
もちろん排気ガスの削減という点では良いことしかないのですが、そのためにバッテリーを強化されたタイプ(=高額)を選ばないといけなかったり、セルモーターの耐久性が求められたりとデメリットの方が大きいと僕は考えます。
修理費用の総額
保険会社から教えてもらった損害額は以下の通りでした。
修理費用:400,862円
コーティング費用:12,150円
レンタカー費用:136,400円
修理費用は想像以上に高額となりました。
保険を利用することに伴う保険費用の増額は3年間で3万円台だったのでこちらや想像以上に安価に済ませることができました。
免責も0円にしているので、これ以降事故をしないように注意が必要です。
またKeePerのクリスタルコートを施工していたので、修理した箇所は保険費用で再施工してもらえました。
こういった点は自分から保険会社に連絡しないとサポートしてもらえません。
事故処理をしてくれた警察官からは「もしかしたらポールの修理費用が発生する可能性もあります」と聞いていましたが、その請求はなかったとのこと。
ポールには僕がぶつける前から幾多の傷や傾きがあったので、多くのクルマが被害にあっているんだと思います。
とはいえ僕自身にも加齢による注意力の低下などもあると思うので、死角をなくすための電子サイドミラーの装着も検討してみようかと思います。
こちらの商品はアイディアはめっちゃ良いのですが、商品名とそれがプリントされたモニターがくっそダサいんですよね…。
ディーラーとのもめごと
板金修理はディーラー経由でお願いしました。
これまで面倒を見てもらっていた名古屋のお店ではなくて、関東のお店です。
修理後、車両を受け取って帰ろとするとデジタルインナーミラーが写りません。
スタッフに聞くと作動していないのは認識しているものの、「最初から映っていなかったと思う」との回答。
僕が入庫した時には確実に映っていたのですが、過去に二度ほど電源が入らなくなったことがあるので、いったんはそのまま帰宅。
駐車場で車庫入れしようとすると今度はナビのバックカメラが映りません。
ナビからバックカメラには切り替わるのですが、画面が黒いままです。
先程のディーラースタッフに電話で問い合わせると「バックカメラはテストランの際には映っていた」という回答。
ディーラーから自宅への数十分の移動中に不具合が発生したということでしょうか。
ディーラーとのやり取りではとにかく自分たちに責任を押し付けられないようにしたい(=保証対応したくない)という意図を感じました。
取り急ぎバックカメラについては翌週末に入庫の予約を取り、デジタルインナーミラーは自分で不具合の原因を特定することにします。
不具合要因の特定
デジタルインナーミラーを取り外し、モバイルバッテリーで給電すると電源は入ります。
⇒ミラー本体は正常
電源はminiUSBなので、形状の合う手持ちの機器を接続してみると給電されません。
⇒電源側に不具合あり
電源は増設したシガーソケットから取っているのですが、そこが通電していませんでした。
またヒューズもどれも切れていませんでした。
不具合箇所の特定には至っていませんが、エーモンの増設用シガーソケットが怪しいと思い、同じものを注文しました。
答えはアースの不具合
翌日のこと。
やはり2つの機器が同時に使えなくなるのはおかしいと思い、配線をたどってみました。
助手席側のサイドシルにこれら2つのアースが取られていて、よく見るとカーペットの上に端子がかませてあります…。
それを金属部に接続しなおすと、見事にバックカメラもデジタルインナーミラーも作動しました。
デジタルインナーミラーはドラレコも兼ねているのでその録画履歴を確認すると、修理の途中で履歴が途切れています。
おそらくサイドシルを板金する際にアースポイントをいじったんだと想像します。
それによる不具合が発生することは致し方ないのですが、「最初から映っていなかったと思う」「バックカメラはテストランの際には映っていた」というサービススタッフの人の発言はいかがなものかと思います。
ディーラーに直ったことを伝える際に「本当にテストランの時に映っていましたか?」と聞くと「修理前には確認したが、修理後は確認していませんでした」との回答でした。
間違った情報を伝えたことに腹は立ちますが、他の箇所の不具合を疑わなくてよくなったのは安心はできます。
またデジタルインナーミラーが映っていないことを認識しているのであれば、引き渡す際にひと声かけるくらいの気遣いがあってもいいのになとは思いました。
色々と思うところもありましたが、ボディも機器も直ったので、今まで以上に運転に気を付けてカーライフを楽しみます。