DSG 7速 リセットとパドルエクステンション

ゴルフトゥーランのDSG乾式7速のリセットを実施しました。
そのやり方とリセットの効果と、同時に取り付けたパドルエクステンションについて記載します。

DSGの違和感

僕の乗っているトゥーラン(5T)のDSGには違和感はありませんでした。

しかし代車で乗ったAWポロはシフトダウンの際に違和感がありました。
特に4→3速や3→2速にシフトダウンすると、シートの背中から蹴っ飛ばされるようなシフトショックがありました。

DSGの学習というよりは、DSGの不具合という症状だと思いますが、念の為DSGリセットを実施してみました。

DSG学習リセットのやり方

学習リセットのやり方は簡単です。

①エンジンオフ(イグニッションオフ)にする
②アクセルを底まで踏み込む
③アクセルを踏み込んだままイグニッションをオンにする
④30秒以上継続
⑤アクセルを踏み込んだままイグニッションをオフにする
⑥アクセルを戻す

たったこれだけです。

DSG学習リセットの効果

AWポロのシフトダウンのショックは残念ながら改善しませんでした。

しかし、トゥーランでは以下の効果がありました。
トゥーランは中古車で買って4ヶ月/2,500kmの走行で、リセットは一度もしたことがありません。

1速発進の際の角が取れた

まず停止時からの発進がマイルドになりました。

リセット前にも角があったようには感じていなかったのですが、リセットしてみてたらスムーズになりました。
半クラッチがより上手くなったような感じです。

疑似クリープ時のトルクアップ

DSGはトルクコンバーターではなくて、マニュアルトランスミッションと同じようにクラッチを使われています。
構造上クリープ現象はないのですが、利便性を高めるために疑似的にクリープが発生するようになっています。

その疑似クリープでの走行時のトルクがアップしました。
MTだったら半クラッチで走行することになるのですが、クラッチがより厚く繋がっているような感じです。

マニュアルシフトダウンのスムーズさ向上

先の2つは低速時の改善でしたが、3つ目は走行時のシフトダウンです。

パドルシフトを使ってシフトダウンをするとブリッピングによりショックなく変速することができます。
そのクラッチのつながりが今まで以上にスムーズになりました。

手間なくこんなに効果があるのならもっと早くやればよかったです。

パドルエクステンション

DSGの学習リセットによってシフトダウンがよりスムーズになりました。
ただ純正のパドルシフトが大きくないため、指で探しにいかないとスムーズに操作できない状況でした。
そこでバドルエクステンションを装着することにしました。

Amazon等で安価な製品もありますが、フォルクスワーゲンのカスタマイズで評価の高いmaniacs製の「DSG Paddle Extension TSI standard」を購入しました。

両面テープが付いている部分が純正のパドルの大きさです。

カラーはクロームを選びました。

見た目では高さが2倍になったのに目がいきますが、厚みが出たことでスゴく操作がしやすくなりました。

その分ウィンカーその隙間も少なくなります。
最初はパドルシフトを操作しようとしてウィンカーレバーを触ることもありましたが、慣れてしまえば全く問題ありません。

DSG学習リセットによりシフトダウンがスムーズになったので、バドルシフトを操作する機会が増えました。

13,200円と良いお値段がしますが、精度や剛性も高くmaniacs製を選んで良かったなと思います。

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