昨年の12月に中古車のルノーカングー ZEN(1.2ターボ・6MT)を購入しました。
購入して3か月の走行距離は約1,700km。
その内の4割(約700km)が高速道路で、残りの6割が一般道です。
カングーの実燃費
トータルでの平均燃費は約12.0km/L
街乗り中心で10~11km/L
高速道路で15km/Lという感覚値です。
ちなみに以前に乗っていたゴルフⅥ ヴァリアント(1.4L ツインチャージャー)の平均燃費が12.7km/Lでした。
それを基準にするとカングーは思っていたよりも燃費が良くないという印象です。
カングーの燃費が良くないというよりはフォルクスワーゲンのエンジン(TSI)とトランスミッション(DSG)の制御が優れていると考えた方が正しいのかもしれません。
ECOモードはオン? オフ?
僕は基本的にECOモードをオフにして使っています。
実際のところECOモードをオンにしていても95%の場面では不満はありません。
不満を感じるのは上り坂の中間加速(特に5速と6速)。
そのときにパワー不足と、燃焼が上手くいっていないようなフィーリングがあるので、一般道ではECOモードを使わなくなりました。
逆に高速道路のようなクルーズコントロールを使用する場面では積極的にECOモードをオンにしています。
その場合でも急な上り坂に差し掛かったらECOモードをオフにします。
(東名下りの大井松田~御殿場間とか)
ちなみにECOモード使用時の違いはエンジントルク・出力の制御とエアコンの制御の2つ。
燃費の抑制に貢献するモード。加速時のエンジントルク・出力、空調を最適に制御することにより、滑らかな走りとスムーズな加速に加え、エコロジーなドライブを実現。
https://www.renault.jp/car_lineup/kangoo/features/performances.html
エンジントルク・出力の制御について、ECOモードのオン/オフでブースト圧(過給圧)が顕著に異なります。
ECOモードオフだと最大ブーストは1.0kPa。
それに対してECOモードオンだと最大ブーストは0.4kPaに制御されています。
(ベタ踏みするともうちょっと圧が掛かります)
OBD2接続したレーダー探知機で確認した数値ですが、おおよそ合っているはずです。
ECOモードで燃費はどのくらい変わるのか?
普段はECOモードを使わないと書きましたが、納車の直後は積極的にECOモードをONにしていました。
上記の燃費履歴の12.24km/Lがそれです。
ECOモードオフの一般道の平均燃費が10-11km/Lなので、ECOモードオンだと10%程度の燃費向上と推測します。
中間加速のバッドフィーリング時に燃焼が上手くいっていないとすると、後々に不具合が発生するリスクがあります。
燃費も10%しか変わらないのであれば、今後も市街地ではECOモードは使わないでおこうと考えています。
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