20年前のカシオ シーパスファインダーを売ったら儲かった

まだ腕時計に興味のなかった社会人なりたての頃に買ったカシオのシーパスファインダーを売却しました。

赤外線温度センサーがレアなのか、なんと買った時よりも高く買ってもらえました。

シーパスファインダーとは

シーパスファインダーはカシオのスポーツギアブランドのひとつで、山向けのプロトレックに対して、釣りやマリンスポーツ寄りの商品展開をしていました。

過去形で書いたとおり、シーパスファインダーはもうブランド展開が終了しています。

僕が持っているシーパスファインダー SPF-10は赤外線温度センサー(サーモスキャナー)を搭載しており、非接触で水温や表面温度を図ることができるのが、最大の特長です。

またそれ以外にもサイトモードで、地域別のタイドグラフ機能や月の満ち欠けも手元で見ることができます。

完全に釣り仕様の腕時計です。

僕は船舶免許を大学入学前に取得していたので、これを買ったときにはもう釣りはボートがメインでした。
しかし当時は魚探なんて持ってなかったので、これで水温を測っていました。

まぁ、測ったところで特に釣りの戦略/戦術が変わるわけではありませんが。笑

ちなみに釣り仕様以外ではデジタルコンパス、気圧計、水深計、温度計、ヨットタイマー等を搭載した機種がありました。

自分で電池交換

久々に腕時計の収納BOXを見てみたらシーパスファインダーは電池切れの状態。

電池切れのまま放置すると液漏れの心配があるので、早々に交換することにします。

前回の電池交換も自分でやったのですが、当時はシリコンオイルを持ってませんでした。

先日スクリューバックオープナーと一緒にシリコンオイルを購入したので、今回は満を持しての交換です。

裏蓋を外すと隙間に汚れが蓄積されていたものの、パッキンの内側は綺麗なままで安心しました。

電池交換後は金属製のピンセットで電池とACと書かれた端子をショートさせて通電させることで、時計をリセットします。

電池交換後は「洗っ時計」等の洗浄剤を使って、汚れを落としておきました。

さらに表面の汚れを歯ブラシで落としてメンテナンス終了。

腕時計用の収納BOXに入れて保管していることもあって、目立つ傷もなく、プラスチック部分の加水分解もありません。

電池寿命は6-7年なので、しばらく問題なく使えそうです。
(と思っていた矢先に…)

フリマサイトで売却

最近断捨離を進めていて、腕時計もその対象としています。

シーパスファインダーは手持ちの時計で一番古いこともあって愛着もあります。
それに電池交換をしたばかりなので、売るつもりはなかったのですが、想像よりもいい値段で落札されている出品もチラホラと…。

最近釣りに行く機会もグッと減りましたし、水辺に似合う腕時計は他にも複数あるので、断捨離の精神を優先し思い切ってメルカリに出品することに。

相場よりもかなり高めの価格で出品していたのですが、1週間もしないうちに落札されました。

カシオークが楽に買える金額で売れたので、買った時よりも高い値段です。

断捨離も進みましたし、シーパスファインダーも使われる人に落札されてよかったと思います。

非接触の温度計自体は2,000円くらいで購入することもできますしね。