僕の所有する腕時計の多くは中古品です。
今回のTISSOT PRX(クォーツ/40mm)も中古で購入しました。
「腕時計を中古で買うと運気が落ちる」とも言われたりしますので、その浄化方法というか、買ったら僕がやっている腕時計の洗浄方法をまとめます。
洗浄① 「洗っ時計」で汚れ落とし
まずは腕時計専用の洗浄剤「洗っ時計」でベルトと本体を洗浄します。
金属ベルトは片方を外してフラットにした状態で「洗っ時計」を吹き付けると汚れが奥に落ちていきます。
今回購入したTISSOT PRXはとてもキレイでほとんど汚れが出てこなかったので、過去の写真をアップします。
腕時計本体には直接ではなくてペーパータオルに「洗っ時計」を吹き付けて汚れを浮かせていきます。
洗浄② 超音波洗浄機で汚れ落とし
「洗っ時計」でパット見はかなりキレイになりますが、手の届かない箇所の汚れを落とすために超音波洗浄機を使います。
本体が浸からない水位まで水を入れて洗浄します。
「洗っ時計」で洗浄したあとですが、汚れが浮いてきました。
洗剤は入れていないものの、水の中のベルトから白い煙みたいなものが出てきます。
洗浄③ パッキンの汚れ落としとグリスアップ
PRXは購入されてからまだ1年以内だったこともあり、裏ぶたは開けていません。
ただ先出のハミルトンのように腕時計本体が汚れている場合は内側も汚れている可能性が高いです。
裏ぶたを開けて、「洗っ時計」と綿棒で洗浄。
パッキンを交換するか、最低でもパッキンの汚れを落としてグリスアップをしておきます。
裏ぶたを開けるためにスクリューバックオープナーを購入する場合は2爪式を絶対にオススメします。
洗浄については以上となります。
「クリスタルガード・クロノアーマー」でコーティング
洗浄が終わったら輝きを増すため、その輝きを維持するためにコーティングをします。
使うのは「クリスタルガード・クロノアーマー」です。
マイクロファイバークロスに吹きかけて、腕時計とベルトに塗り込みます。
試しにベルトの半分だけマスキングして、before/afterを比較してみました。
赤い矢印の部分が境目で、左側がコーティング済みとなります。
PRXはラグスポと呼ばれるギラツキの強いステンレスベルトなので、もっと差が出るかなと思ったのですが、意外と微妙な感じでした。
ビフォー/アフターの写真を撮ったあとに右半分も塗り込んだところ、その差はわからなくなりました。
ここまで手を加えると浄化できたというか、腕時計が自分のものになった気持ちに僕はなります。
これらの洗浄方法は購入時だけでなく、普段のメンテナンスにも活用できる方法です。
愛着のある腕時計を末永く使うためにもメンテナンスは欠かせません。
メンテナンス方法については以下の記事も参考にしてみてください。