YouTube「車の大辞典cacaca」しのピーさんが、エアコンの設定温度と風量で燃費が変わるのかという検証動画をアップしていました。
結論からいうと設定温度による差は少なく、風量による差は2-3km/Lもありました。
カングーでも同じ設定温度の場合、風量でどのくらいエンジン負荷が変わるのかを調べてみました。
風量によるエンジン負荷の違い
僕はレーダー探知機をOBD2接続しています。
そこにブースト計、エンジン負荷と油温の3つを表示しています。
そのエンジン負荷が風量を変わることで、どのくらい変わるのかを調べてみました。
① 風量0
エアコンの設定温度は全て20℃で固定しています。
またエンジン負荷は多少前後します。
風量0の場合は27-30%くらいでした。
② 風量2
続いて風量2/4です。
エンジン負荷は40-45%の間でした。
風量0の時の1.5倍の負荷になっています。
③ 風量4(MAX)
風量4(MAX)ではエンジン負荷は44-48%の間でした。
風量が2倍になってもエンジン負荷は1.1倍にしかなっていません。
まとめ
風量の2(半分)と4(MAX)でエンジン負荷がほとんど変わらないというのは意外な結果でした。
ただこれはエンジンが温まった上でのアイドリング状態での検証ですので、走行状態となるとまたその比率は変わってくるかと思います。
夏にエアコンを使う際は、まずは風量を最大にしてなるべく早く車内の温度を下げて、そのあと風量0-1でその温度を維持するという使い方が燃費にも良さそうですし、結果的に環境に優しそうです。
カングーはエアコンが効かないといわれますが、僕はそんな悪い印象はありません。
ボディーカラーが白であることと、ワコーズの「パワーエアコン プラス」を施工していることが影響していると考えます。
僕は「パワーエアコン プラス」を2年前に施工しました。
その際に3年に1回の施工を進められたので、また来年に施工しようと思います。