ヘッドライトの内側をネオジム磁石で磨く

カングーのヘッドライトの内側の汚れを除去しました。

使ったのは100均で買ったネオジム磁石とメガネ拭きです。

完璧な仕上がりとはいきませんが、汚れは全然気にならなくなりました。

ヘッドライト内側の曇りに気づく

先日ヘッドライトクリーナーを使ってヘッドライトの外側をキレイにしました。

ブログにも書いたとおりに満足いく仕上がりになったのですが、外側がキレイになったことで今度は内側の汚れが気になるようになりました。

内側にも汚れがついていたことに気づいたというのは正しい表現です。

内側の汚れは結露による水滴の跡だと思われます。

性格的に気になるとトコトン気になるので、早々に磨くことにしました。

ネットで検索すると方法は大きく2つ。

1つはヘッドライトの殻割りをする方法。
もう1つはライトの穴から布を入れて清掃する方法。

殻割りもその後のコーキングにも全く自信がないので当然後者を選択しました。

ネオジム磁石で清掃

ランプを外してその穴から布を入れるにも2つの方法が考えられます。

配線通しのような針金状のものに布を巻き付ける or 布の中にネオジム磁石を仕込んでヘッドライトの外側から操作する

カングーのヘッドライトの形状とランプの位置からネオジム磁石を使う方法でいきました。

ダイソーで直径16mmのネオジム磁石とメガネ拭きを購入。

内側に投入する用に小さく切ったメガネ拭きの中にネオジム磁石を1つ仕込み、命綱としてシューレースを磁石と布に接着しています。

結果的にこの命綱は必須でした。

外側用のネオジム磁石も残ったメガネ拭きで包みました。

ウインカーランプの穴から投入

ヘッドランプの穴はレンズまで遠いので、ウインカーランプの穴から投入します。

当然その直径以下になるようにマグネットサイズを選びました。

またある程度細長くメガネ拭きを包むことで、レンズまで送り込むことが可能となります。

磁力だけでキレイになるか不安でしたが、数回往復することで水滴に跡は消えました。

また厚さもないのでネガネ拭きが引っかかる箇所もありませんでした。

いい感じで汚れが落ちていきます。

あんまり往復しすぎて傷をつけるのも本末転倒なので、ほどほどのところでやめておきました。

反対側も清掃します。

作業時間は片側5分程度です。

どういう仕様でレンズの中を拭くかという構想に一番時間が掛かりました。

仕上がり

アップで見ると多少は気になる箇所はありますが、僕の精神的な安定度は大きく向上しました。

懸念だったRのキツいところも上手く拭けています。

反省点としては“メガネ拭きの粉が内部に落ちてしまったこと”“レンズの外側に擦り傷がついてしまったこと”です。

メガネ拭きは一度洗濯をして粉を落としてから使うのが良いと思います。

また作業前にレンズの外側をもっとしっかりと清掃しておくべきでした。

最初は外側はマイクロファイバークロスを使ったのですが、厚手のものしか手元になく、磁石が外れることが多発したので外側もメガネ拭きを使いました。

それが仇になって外側に薄い傷をつけてしまいました。

次やるのであれば薄手のマイクロファイバークロスを用意します。

久々に知恵を使った楽しいクルマいじりができました。