カングーのヘッドライトをハロゲンからLEDに交換しています。
国産メーカーであるBELLOF(ベロフ)「プレシャス・レイ」を使用しているのですが、最近価格が安くなっているのでもう1個買ってみました。
全く同じ製品を使うことで、2年間でどれだけLEDヘッドランプが劣化するかも実感することができました。
LEDヘッドライトの寿命は?
クルマのヘッドライトには主にハロゲン、HIDとLEDの3つが使われています。
それぞれの特徴を整理すると以下の印象です。
明るさ:HID ≧ LED >>> ハロゲン
寿命:LED >>> HID > ハロゲン
価格(安さ):ハロゲン >> LED > HID *メーカー品を想定
LEDが一番バランスがよいことに加え、寿命が圧倒的に長いのが大きな魅力です。
ハロゲン:800-1,000時間(約3年)
HID:2,000時間(約5年)
LED:10,000時間(約15年)
この寿命は”ライトが切れた状態”ではなく、”光量が70%に落ちた時点”という定義だそうです。
この劣化というのも急激に暗くなるのではなくて、徐々に明るさが落ちていくので、普段はなかなか気づきにくいはずです。
またライトを交換する際にも全く同じ製品に変えることもほぼないと思います。
なので、今回この好奇心を満たしてみました。
BELOFF「Precious Ray」2回めの購入
納車直後にヘッドライトをBELOFF「Precious Ray(プレシャス・レイ)」に交換しています。
この「Precious Ray」という製品にはとても満足しています。
上の記事でも書いていますが「明るさ」「カングーへの取り付けのしやすさ」という点が素晴らしいです。
ただ購入時(2019年12月)に19,250円だった価格は、現在9,990円と半額まで安くなっています。
(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングとも)
半額になっているのはちょっと複雑な気分ですが、2年ぶり2回めの「プレシャス・レイ」です。
ルノー カングーに取り付け
カングーに取り付けていた「プレシャス・レイ」を外して、新しい「プレシャス・レイ」をカングーに取り付けます。
2年使ったLEDランプに見た目の劣化はありませんでした。
ファンにも汚れやホコリは詰まっていません。
カングーへの取り付けはカプラーオンで非常に簡単です。
コツは“LEDバルブを挿入する前に先にカプラーを接続して、カプラーをカバーの中に入れること”だけです。
2年での劣化は?
夜を待ってドキドキしながらライトオン!
最初の感想は「うわっ、明るい!」でした。
「プレシャス・レイ」は通常のLEDライトよりも長い、20,000時間以上の長寿命とwebサイトに記載があります。
それでも2年ではっきりと分かる劣化(光量のダウン)がありました。
明るさを計測したわけではありませんが、交換後は“感覚としては5-10%は明るくなっている”ように感じます。
カングーの場合はハウジング内に熱がこもって、バルブが劣化している可能性もあるのかもしれません。
余談ですが、明るさについての単位がたくさんあってよくわからないので、検索したら4つもありました
一般的に、照明器具の明るさを比べる場合はルーメンの数値が使われますね。
光束(ルーメン/lm):単位時間あたりの光の量
大作商事>照明用語の基礎知識(https://www.daisaku-shoji.co.jp/iel/w_difference.html)
光度(カンデラ/cd):ある方向への光の強さ。光束の立体角密度
照度(ルクス/lx):単位面積あたりに入射する光束
輝度(ニト/nt):ある方向から見た単位面積あたりの明るさ
僕の利用状況は年間の走行距離は約7,000km、レジャーでの利用がほとんどです。
「プレシャス・レイ」は国産メーカーのBELLOF製ですが、生産国は明記されていません。
そのため日本製かどうかは不明ですが、国産品質をうたう製品でも劣化があるので、ノーブランド品はそれがもっと顕著なのではないかと想像します。
実家のクルマにはAmazonで買った安価なノーブランド品を使っているので、帰省した際にそちらも新しいLEDバルブに交換してみます。
カングー用にLEDランプを探している方や、既にLEDランプを使っているけど明るさが気になり始めた方はぜひBELLOF「プレシャス・レイ」を候補に入れてみてください。