F-1を投入したカングーの状態
僕のカングーの走行距離は56,000kmを超えたところ(20年8月現在)
中古車を購入してから8ヶ月で5,000kmほど走ったことになります。
メンテナンスノートによると前のオーナーは正規ディーラーでしっかりとメンテナンスしていました。
中古車を買った時に納車整備でもオイル交換をしてくれていましたが、正規ディーラーではないので銘柄はお任せでした。
この前の車検の際にオイルをルノー純正の全化学合成油(Evolution pro-tech 5w-40 – Elf)に交換したらエンジンフィールが滑らかになったので、オイルの重要度を再認識した次第です。
上記のことからエンジンオイルに関しては適切にメンテナンスされた状態といえます。
ただガソリン添加剤等の使用履歴まではわからないので、今回ワコーズのフューエルワンを使ってみました。
フューエルワンの効果
僕は初めて使うのですが、フューエルワンの評価はとても高いです。
またこれまで使ってきたワコーズ製品はどれも性能が高かったこともあって、投入前からかなり高い期待値を持っていました。
最高純度のPEAと相性の良いIVD清浄剤を組み合わせ高濃度に配合し、その効果を最大限に引き出す成分構成としたことにより、従来のエンジンはもちろん、近年の省燃費エンジンに最適化し清浄効果を強化しました。
https://www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/Fyuel.html
燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。また燃料の酸化劣化や燃料タンクの腐食を抑制し、潤滑性を高めることが可能で、燃料に必要な性能全般を総合的に引き上げることができます。経年車や初めて清浄剤を使用される車両には2回連続使用が更に効果的です。
カングーの給油口は奥の深いところにフタがありそのままだと投入できないので、割り箸でフタを開けて投入しました。
ガソリンの消費量が25L程度と少なめだったことと、初回は2回連続で投入することを推奨されていたので、今回はフューエルワンを半分だけ投入しました。
気になる効果はエンジンを掛けた瞬間は何も違いを感じませんでしたが、ガソリンスタンド出てしばらく走っているとエンジンのフィーリングが良くなっているように感じました。
特に2速や3速での違いがわかりやすかったです。
・トルクアップした(微妙にですが)
・吹け上がりが滑らかになった
・早めにシフトアップしてももたつきを感じなくなった
特に上り坂でシフトアップ時のもたつきにストレスを感じることもあったので、そこが改善されたのは大きな効果です。
この効果がフューエルワンが添加されたことによる“燃料としてのパワーアップ”なのか、“カーボン類が洗浄されたことによるリフレッシュ”なのかが気になるところ。
前者であれば効果を維持するためにはフューエルワンを入れ続けないといけませんが、後者であればその後もフィーリングは維持できるはず。
次の給油時に残りのフューエルワンを入れたら、しばらくは投入せずに乗ってみます。
マイナスの効果も
フューエルワンを入れて2週間経っての感想です。
早めにシフトアップしてももたつきを感じないとレビューしましたが、回転数が低い場合(ECOゾーンよりも下の1,000~1,250rpm前後)にトルクの薄さを感じるようになりました。
具体的にはタワーパーキング等のそれなりの坂道で、今までと同じ感覚で2速に入れるとそれを感じます。
全体的なパワーの出方には違和感はないのですが、上り坂の場合は従来よりも1速で引っ張ってから2速に入れた方が気持ちよく走れる状態です。
(追記ここまで)
フューエルワンは1,600円程度と、ガソリン添加剤にしては高額な部類ですが、効果を鑑みるとその価値はあったと僕は思います。
ちなみにフューエルワンのOEM品のPITWORKのF-ZEROだと3本セットで1本当たり1,323円とお買い得になっています。
“カングーにワコーズ 「フューエルワン(F-1)」を投入” への4件のフィードバック