カングーのMT車はストローク量が大きい割にクラッチのミートポイントがかなり手前です。
ミートポイント自体は変更できないので、クラッチペダルのストローク量を適正化しました。
手前でつながるクラッチ
僕のカングーはMT車です。
EDC(AT車)に比べると左手と左足が忙しくなりますが、シフトフィールは期待以上です。
ショーストロークで入りもよく、小気味よいシフトチェンジが可能です。
その一方でクラッチペダルについては不満があり、踏み込む量の割にかなり手前でつながる印象です。
踏み込んだ量を「10」とすると「3」までペダルを戻したところで繋がる感じ。
カングーに乗って1年半以上経ったのでもう慣れましたが、客観視するとやっぱり違和感があります。
ブログやみんカラを検索するとホームセンターのパーツでストローク量を適正化できることがわかったので、僕も真似してみました。
スペーサーを自作して踏み込む量を制限
カングーのクラッチペダルにはスペーサーが付いています。
この白いパーツを大きく(長く)することでクラッチの踏み込む量を制限します。
考え方を図にしてみました。
スペーサーはイス用のゴム底脚とM5のボルト/ナットを組み合わせて使っています。
使用したパーツは以下のとおりです。
・椅子用のゴム脚 KG-280(28mm×18mm)
・ワッシャー M5×25mm
・六角ボルト M5×30mm
・ナット M5 ×3個
・バネ座金 M5 ×2個
バースプーンの位置にクラッチペダルを挟みます。
クラッチペダルの穴もM5サイズなので、ボルトオンで取り付けが可能です。
純正のプラスチック製のスペーサーはラジオペンチでつまむことで簡単に外せます。
スペーサーのサイズを比較してみました。
スペーサーは約40mm延長しています。
(ペダルから奥の長さで比較)
延長した分だけ、クラッチのストローク量が短くなっています。
交換した感想
このカスタムによって、ストローク量は30%くらい軽減しました。
先程の感覚で表現すると、踏み込んだ量が「7」、ミートポイントが「3」という感じです。
これで一般的なマニュアル車のストローク量になりました。
また、アイドリングストップからの復帰にも問題ありません。
作業自体は10分もかかりませんし、費用も1,000円未満です。
カングーのMT車にお乗りの方にはぜひオススメしたいカスタムです。
*定期的に緩みがないか確認することを推奨します
またこれらのカスタマイズは自己責任でお願いいたします
残ったパーツをメルカリに出します
パーツはホームセンターで買えるものばかりです。
しかし僕の場合はゴム底脚が見つからず、ホームセンターをハシゴした挙げ句にこれだけAmazonで買いました。
パーツは多くが4個入りだったので、残ったパーツをセットにしてメルカリに出品しました。
[8/26追記]
全点購入いただけました。
ありがとうございました。
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“カングー(6MT) クラッチのストロークを調整” への1件のフィードバック